俺の日本舞踊

「日本舞踊に関する情報が知りたい!」 このサイトでは日本舞踊を学ぶ人に、初心者向けからベテランの方、子供を習わせている親御様まで、日本舞踊の知識・上達のコツや伝統文化・着物の知識など、知ってて良かった!それが知りたかった!という情報をお届けします。

歌詞・解説

清元「お祭り(申酉(さるとり))」歌詞と解説

日本舞踊で人気の清元「お祭り(別名:申酉(さるとり))」の歌詞と解説です。 山王御祭礼図(歌川広重) 清元「お祭り(申酉(さるとり))」の解説 日枝神社(公式HPより) 江戸の三大祭(浅草の三社祭、神田の神田祭、日枝(ひえ)神社の山王祭)のうち、…

長唄「末広狩(すえひろがり)」歌詞と解説

日本舞踊で人気の長唄「末広狩(すえひろがり)」歌詞と解説です。 長唄「末広狩(すえひろがり)」解説 「末広がり」とは扇のこと。同題の狂言からとられた作品です。 この曲では「女大名」と「太郎冠者(女大名の家来)」、「傘売りのすっぱ(素っ破、詐欺…

長唄「鷺娘(さぎむすめ)」歌詞と解説

日本舞踊で人気の長唄「鷺娘(さぎむすめ)」歌詞と解説です。 鈴木春信「鷺娘」 長唄「鷺娘(さぎむすめ)」解説 日本舞踊の演目として不動の人気を誇る長唄「鷺娘」。人気ぶりに浮世絵の題材にもなっています。一方で物語の詳細は伝えられておらずミステリ…

清元「鳥刺し(とりさし)」歌詞と解説

日本舞踊で人気の清元「鳥刺し(とりさし)」の歌詞と解説です。 コトバンクより 清元「鳥刺し(とりさし)」解説 「鳥刺し(とりさし)」とは、鳥のお刺身のこと、ではありません。鳥を獲る仕事、またはそれを生業とする人のことを指します。 江戸時代、小…

清元「神田祭(かんだまつり)」歌詞と解説

日本舞踊で有名な清元「神田祭(かんだまつり)」の歌詞と解説です。 「神田祭」の解説 いまも続いている神田祭 神田祭(公式HPより) 「神田祭」とは現在も、東京・神田明神(神田神社)にて2年に一度行われるお祭りです。神田明神はおよそ1,300年前に建て…

長唄「賤の苧環(しずのおだまき)」歌詞と解説

日本舞踊で人気の長唄「賤の苧環(しずのおだまき)」の歌詞と解説です。 静御前(葛飾北斎) 「賤の苧環(しずのおだまき)」の解説 「義経と静御前」といえば、日本人なら誰しもが知っている、悲恋の物語を思い浮かべるでしょう。長唄「賤の苧環(しずのお…

長唄「吾妻八景(あづまはっけい)」歌詞と解説

日本舞踊、お座敷長唄としても有名な、長唄「吾妻八景(あづまはっけい)」の歌詞と解説です。 吾妻橋 「吾妻八景」の解説 江戸の名所、風物を季節の変化も織り交ぜてうたいあげた、お座敷長唄の名曲。お座敷長唄とは、もともと歌舞伎の伴奏、つまり舞踊曲と…

清元「卯の花(うのはな)」歌詞と解説

日本舞踊で人気の清元「卯の花」の歌詞と解説です。 「卯の花」解説 「卯の花」というと「おから」をイメージしてしまう人が多いと思いますが、これは植物の「卯の花」。正式には「ウツギ」と言います。本州四国九州に広く分布し、春には白く可憐な花を咲か…

舞踊小曲「さくらさくら」歌詞と解説

日本舞踊の手習い曲として親しまれている、舞踊小曲「さくらさくら」の歌詞と解説です。 「さくらさくら」解説 幕末の江戸で、箏の手習い曲として作られました。この歌を知らない人はいない、というほど日本中に知れ渡っている曲で、日本を代表する歌として…

端唄「夕暮れ」歌詞と解説

日本舞踊で人気の端唄「夕暮れ」の歌詞と解説です。 広重の「よし原日本堤」。隅田川に掘られた山谷掘にかかる日本堤を吉原へ向かう人々が描かれています。月には雁。夕暮れ時の風景です。 「夕暮れ」解説 芸者さんが夕暮れの隅田川を眺めている情景を描いた…

長唄「菊づくし」歌詞と解説

日本舞踊で人気の長唄「菊づくし」の歌詞と解説です。 「菊づくし」の解説 子供の手習い曲として踊られることが多いですが、日本舞踊の基本の型や形を学ぶのに最適な曲として年齢を問わず入門曲として学ぶ機会の多い曲です。菊の花があしらわれた花笠をかぶ…

長唄「黒髪(くろかみ)」歌詞と解説

日本舞踊、上方舞(地唄舞)で有名な、「黒髪」の歌詞と解説です。 「黒髪」の解説 愛しい恋人を思って、一人寝の寂しさを募らせる女性の心を描いた歌です。 元の意味はそういう歌詞なのですが、この曲には別の場面で有名になったエピソードがあります。天明…

常磐津「夕月船頭(ゆうづきせんどう)」歌詞と解説

日本舞踊で有名な常磐津「夕月船頭(ゆうづきせんどう)」の歌詞と解説です。 「夕月船頭」の解説 淀川を渡る三十石舟の船頭が主人公の常磐津です。弘化四年(1847年)に四代目市川小團次が江戸・市村座で踊った七変化舞踊「四季写土佐絵拙(しきうつしとさ…

長唄「雛鶴(ひなづる)」歌詞と解説

日本舞踊で人気の、長唄「雛鶴」の歌詞と解説です。 「雛鶴」の解説 幼い雛鶴が巣立ちを迎えた喜びを唄った曲で、ご祝儀ものとしてよく踊られる曲です。 鶴は亀とともに長寿の象徴として縁起の良い動物です。実際に野生の鶴の寿命は20〜30年と他の動物と比べ…

小唄「潮来出島(いたこでじま)」歌詞と解説

日本舞踊で人気の、小唄「潮来出島(いたこでじま)」の歌詞と解説です。 茨城県HPより 「潮来出島」の解説 「潮来出島」の元は「潮来節(いたこぶし)」という江戸後期に生まれた歌です。茨城県潮来発祥の地元唄で、利根川の船頭歌と言われており、都々逸の…

長唄「供奴(ともやっこ)」歌詞と解説

日本舞踊で人気の長唄「供奴(ともやっこ)」の歌詞と解説です。 「供奴」を初演した中村芝翫 「供奴(ともやっこ)」の解説 「供奴」とは、主人のお供をする奴、という意味です。奴とは下働きをする使用人、奉公人のこと。 端唄「奴さん」の歌詞にも「エー …

長唄「寿」歌詞と解説

日本舞踊で人気の長唄「寿」の歌詞と解説です。 「寿」の解説 夫婦の長寿・繁栄を願う、縁起の良い曲です。「鶴・亀」は「鶴は千年、亀は万年」で知られるとおり、ともに長寿の象徴です。「常盤」は元は永久不変な岩の事を指し、時間がたっても揺るぎない、…

長唄「秋の色種(いろくさ)」歌詞と解説

日本舞踊で人気の長唄「秋の色種(いろくさ)」の歌詞と解説です。 歌川広重 富士三十六景より 「秋の色種」解説 「秋の色種」と書いて「あきのいろくさ」と読みます。「色種(いろくさ)」とはいろいろな秋の草花のことで、秋の季語です。 弘化2 (1845) 年…

日本舞踊「京の四季」に出てくる「華頂山・知恩院」に行ってみた

目次 「華頂山(かちょうざん)」とは? 華頂山知恩院の歴史 法然上人の教え 国宝「三門」にかかる「華頂山」の額 国宝、知恩院の本堂(御影堂)」 知恩院の七不思議 知恩院を訪れて 華頂山知恩院へのアクセス 「華頂山(かちょうざん)」とは? 端唄「京の…

長唄「扇蝶(おおぎちょう)」

日本舞踊で人気の長唄「扇蝶(おおぎちょう)」の歌詞と解説です。 葛飾北斎「牡丹に蝶」 「扇蝶」の解説 扇を蝶にたとえ、蝶を扇にたとえて、自由自在にイメージを遊ばせます。 「荘子の夢心」とは有名な「胡蝶の夢」のこと。蝶と扇と私とが、舞によって渾…

長唄「松の緑」の歌詞と解説

長唄「松の緑」の歌詞と解説です。 「松の緑」の解説 「長唄は『松の緑』に始まり『松の緑』に終わる」と言われるほどの名曲です。 四世杵屋六三郎(六翁)作曲、作詞不明。四世杵屋六三郎は、有名な長唄「勧進帳」や長唄「藤娘」の作曲者でもあります。娘せ…

日本舞踊の曲・演目の歌詞解説一覧

「俺の日本舞踊」に掲載の、日本舞踊の曲・演目の解説解説一覧です。随時更新していきます。 あ行 上げ汐(あげしお)(端唄) 潮来出島(いたこでじま)(小唄) うさぎうさぎ(舞踊小曲) 越後獅子(長唄) 絵日傘(舞踊小曲) 扇蝶(おおぎちょう)(長唄…

長唄「汐汲(しおくみ)」の歌詞と解説

歌舞伎、日本舞踊で人気の「汐汲(しおくみ)」の歌詞と解説です。 「汐汲」の解説 秋、月の美しい夜、伝説上の海女、松風がかつて恋をした在原行平との思い出を偲んで舞を舞うという内容です。 元は「松風・村雨物語」とも呼べる伝説がベースになっています…

「操の松」歌詞と解説

「操の松」の解説 昭和五十四年、八代目幸四郎(白鸚)が宇野信夫氏に作詞を、杵屋六左衛門氏に作曲をお願いし、自らが振り付けた作品です。 「操の松」の歌詞 たれを松は千歳の 齢をかさね、千年代 風雪にたえて色をかえず、帝に爵を給はりし 大夫の松、そ…

長唄「越後獅子」の歌詞と解説

長唄「越後獅子」の歌詞と解説です。 「越後獅子」の解説 元は新潟県新潟市、旧月潟村の発祥。洪水に悩まされていた月潟村の人々が、子供に獅子舞を舞わせて各地を回り旅稼ぎをしたのが始まりと言われています。彼らは江戸にも出稼ぎに訪れ、初めて江戸入り…

長唄新曲「初桜道成寺」歌詞と解説

長唄新曲「初桜道成寺」の歌詞と解説です。 「初桜道成寺」の解説 松島庄十郎編・作曲。松島庄十郎は長唄の唄方(うたいかた)であり、邦楽の作曲家、作詞家でもあります。松島流七代目家元。数多くの長唄新曲を作曲しています。 この作品は古い地唄の「道明…

舞踊小曲「絵日傘」歌詞と解説

日本舞踊、特にお子様のお稽古曲で人気の舞踊小曲「絵日傘」の歌詞と解説です。 「絵日傘」の解説 「乳母(うば)」は、最近では聞かれない言葉ですが、昔、仕事で子育てが難しい農家や商家では、おばあさんや若い娘を乳母に雇い、子守をしてもらっていまし…

安珍と清姫の物語【道成寺もののルーツ】

日本舞踊と「安珍と清姫の物語」 「京鹿子娘道成寺」「紀州道成寺」「さくら道成寺」「初桜道成寺」など、数々の「道成寺もの」のルーツとなった「安珍と清姫の物語」をご紹介します。 日本舞踊だけでなく、能、歌舞伎、沖縄の組踊など、さまざまな芸能に登…

端唄「祇園小唄」歌詞と解説

日本舞踊で人気の端唄「祇園小唄」の歌詞と解説です。 「祇園小唄」解説 長田幹彦作詞、佐々紅華作曲。祇園をこよなく愛した長田幹彦が原作の映画「祇園小唄絵日傘」(昭和5年)の主題歌として大ヒットしました。京都の名所、風景を散りばめ京の四季と舞妓の…

端唄「さくら道成寺(どうじょうじ」歌詞と解説

日本舞踊で人気の端唄「さくら道成寺(どうじょうじ)」の歌詞と解説です。 「さくら道成寺」解説 昭和12年(1937年)キングレコード「舞踊歌謡シリーズ」から三門順子(みかどじゅんこ)の歌によってリリースされヒット曲となりました。 「道成寺もの」とい…