俺の日本舞踊

「日本舞踊に関する情報が知りたい!」 このサイトでは日本舞踊を学ぶ人に、初心者向けからベテランの方、子供を習わせている親御様まで、日本舞踊の知識・上達のコツや伝統文化・着物の知識など、知ってて良かった!それが知りたかった!という情報をお届けします。

【完全版】日本舞踊初心者のための教室探し8つのポイント【社会人対応)

日本舞踊はやったことがない初心者だけど、これから始めたい、と考えている方。または、お子さんに習わせたい、と教室を探している保護者の皆様。この記事では、日本舞踊教室を探すときにおさえて欲しいポイントを「本音」でまとめております!

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日本舞踊に興味があるけど、不安もある・・・

そんな人に、日本舞踊教室を選ぶポイントをお教えします!少しでもあなたの不安が小さくなって、一歩を踏み出す助けになれば幸いです!

私は29歳で日本舞踊を始めました。この記事はどの年齢の方でも対応できるように書いていますが、20〜30代の社会人目線が少し強いかもしれません。しかし、日本舞踊をこれから始めたいけど、教室選びをどうしていいかわからない!とお悩みの方に、良い教室に巡り合ってほしいと思って書いています。社会人の方でなくても教室選びの参考になると思いますので、ぜひお読みください。

 個人的に重要だ!と思う順番に書いております!

0.体験レッスンには絶対に行くべき

1.日本舞踊の世界に飛び込んでほしい!
2.初心者はまず「長く続けられること」を意識する
3.師匠、門下生の方たちとの相性
4.稽古のスタイル(マンツーマンorグループ)
5.稽古の通いやすさ(アクセス)
6.稽古の通いやすさ(予定の入れやすさ)
7.費用(初期費用+月謝+季節の挨拶)
8.舞台公演(費用+頻度、強制参加か任意参加か)
9.流派

先日取材した日本舞踊教室が体験レッスンやってます。なかなかアツイ先生でしっかり教えてくれます。チケット制があり、仕事で忙しいOLさんに特にお勧めです。 

f:id:kachidokilife:20190907232007j:plain 【取材】東京・埼玉でひっぱりだこ!心優しい熱血師匠~花伎稀世花(はなぎきよか)

0.体験レッスンには絶対行くべき!

多くの教室では体験レッスンを設けています。教室との相性を確かめる、自分が期待している内容かどうか、確認する上でも必ず体験レッスンには行きましょう。あなたの貴重な時間とお金をかけるものですから、いきなり入る!と決めていかずに、冷静さも必要です。

1.日本舞踊の世界に飛び込んでほしい!

忙しい日常の中で、習い事を始めるのは一大決心ですよね。お金もかかるし、プライベートの時間を割いて通うわけですから慎重になるのが当たり前です。私も社会人なので日本舞踊を始めたときは、たくさん迷いました!お子様を通わせたい親御さんも、送り迎えの時間とかスケジュール調整とか、考えることがたくさんあって悩むと思います。

そして、いざ始めても仕事やプライベートで忙しいときは、続けるかどうかでも悩んだり…

それでも私は日本舞踊をやっていてよかったと思う方が多いので、みなさんにもぜひ、失敗しない教室選びをして、日本舞踊の世界に飛び込んで欲しい!と心から思うわけです。

さらに、日本舞踊の世界は、業界の常識というか、現代っ子の感覚とはちょっと違った決まりごとやしきたりも多くあります。それも伝統なので、全て否定するわけではないですが、知らないまま飛び込んで後でびっくり…っていうことも結構ありました!特にお金関係はあとあと後悔したり、気持ち的にわだかまりを残す場合もありますので慎重に!

それではまとめていきます!ぜひ選ぶポイントを知って、間違いない選択をしてください!

 

2.初心者はまず「長く続けられること」を意識する

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これは、とても大切なことだと思っています。

日本舞踊を始めようとする理由は人それぞれで、

  • 着物が着れるようになりたいから
  • 美しい所作を身につけたいから
  • 楽しく痩せられると思ったから
  • 子供のころ習っていて、また始めたいから

みたいないろんな理由を聞きます。私は、なんの目的で始めてもいいと思います!ただ、一つ思うのは、日本舞踊は芸能であり、そう簡単に上達はしない!ということです。継続することが大切だと、まったくの初心者から稽古に通い始めて4年目ですが、日々実感しております。

私はお稽古以外に上達の近道として筋トレを勧めていますが、見た目の華やかさだけではない、体力、筋力、泥臭い稽古の積み重ねも必要です。特に社会人は仕事で稽古に通えなかったり、月に何度かしか稽古に出れなくて、なかなか上達が感じられず、辞めてしまいたくなることもあるでしょう。

かく言う私自身が、仕事が忙しくて何度も辞めようかな、と思った経験があります。

立派な目標はなくていいと思いますが、まずは1年くらい続けてみよう、続けていって、ちょっとずつでもいいから上達していこう、というくらいの気持ちが、忙しい社会人が日本舞踊を始める時の気持ちとして、ちょうどいいくらいではないかなと思います。

もちろんお稽古だけではなく、着物が着れるようになったり、先輩から安く着物に手に入れるコツを教えてもらったり、舞台に立ったり、楽しいこともたくさんありますよ!

3.師匠、門下生の方との相性

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日本舞踊は師匠と弟子、門下生同士の繋がりの意識が強い世界です。教室によっては何十年も稽古に通ってらっしゃる高齢のお弟子さんがいたり、逆に小さなお子さんがお母さんと通っていたり、幅広い年代の人がいます。同世代としか付き合ってこなかったような人は、面食らう人もいるかもしれません。昔ながらの上下関係と言いますか、師匠は絶対!みたいな雰囲気の教室もありますし、逆にフランクな師匠もいますが、やはり礼儀作法は他の習い事に比べてきっちりしていると思いますし、季節のご挨拶など(後述します)も多くの教室であります。

スポーツジムのようなカジュアルな関係をイメージしていると、まるで違う人間関係に驚くでしょう。

教室の雰囲気を知るには、まず稽古の見学に行ってみましょう。「無料体験」「無料見学」をホームページなどで宣伝しているところもありますし、書いていなくても、教室を探している旨を告げて、見学を申し込んでみましょう。百聞は一見にしかずです。

見学に行く際は、教室を探している段階で、どんなお稽古か見学しに来たことをしっかり伝えましょう。中には見学=そのまま入門だと思われることもありますので!そして、次に紹介するポイントをしっかり確認してください。

 

4.稽古のスタイル(マンツーマンorグループ)

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師匠と一対一で稽古をつけてもらうスタイル(マンツーマンレッスン)か、複数人を一度に見てもらうかスタイル(グループレッスン)か、です。一対一の方が上達は早いですが、月謝が高かったり、グループレッスンは自分の進度に合わなかったり質問しにくかったりと、一長一短があります。教室の規模や方針によってマンツーマンしかなくてもリーズナブルなところもりますし、教室の特徴が出るところです。

個人的には、初心者はマンツーマンがオススメです。早く上達できますし、他の人と比べなくていいので、自分の稽古にしっかり集中できます(自分より上手い人がいると焦ったりしちゃうものです)。

参考記事

日本舞踊のグループレッスンとマンツーマンレッスンどっちがいいか比較【メリット・デメリット】 - 俺の日本舞踊

5.稽古への通いやすさ(アクセス)

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働いている人にとって退社後や休日の時間はとっても大切!稽古場へ通うのも遠いと時に面倒に感じてしまうことも…有名な教室だからと、通いにくいところにしてしまうと、通うのが辛い時が出てきます。働いてなくても家事に育児に、忙しい人は多いはずです。

休日でも通いやすい自宅の近くや、通勤途中にある教室、稽古の前後に遊びに出やすい乗換駅など、アクセスも重要なポイントです。

6.稽古への通いやすさ(予定の入れやすさ)

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通ってみたい候補の教室には、稽古の予定の入れ方を確認しましょう。

日本舞踊の稽古は「予約制」と「好きな時に行く」タイプと大きく2種類あります。

「予約制」はわかりますね。いつ稽古に行きます、と師匠と予定を合わせるやり方です。

「好きな時に行く」タイプは予約を取りません。自分の予定が空いた時に稽古場出向きます。誰もいなければすぐ稽古ができます。他のお弟子さんが稽古していれば、終わるまで待って稽古をつけてもらいます。他の人の稽古を見学できる、というメリットもありますが、時間がとられてしまうデメリットもあります。忙しい人には向きません。

また、自分の通いたい日時の予約が取りやすいかもあらかじめ確認しておきましょう。社会人が多い教室は週末の予約が取りづらく、希望する時間はすでに埋まってしまっているかもしれません。

7.費用(初期費用+月謝+季節の挨拶)

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費用も教室によって非常にバラツキがあります。以下に紹介するのは、主にかかる費用の代表的なものです。費用は大体の目安とお考えください。舞台費用については次の項目で述べます。

 

初期費用
  • 入門費 0円〜10,000円くらい
  • 浴衣代(稽古着)5,000円〜30,000円
  • 扇子代(稽古用)1,500円〜3,000円

合計6,500円〜43,000円くらい

 

参考記事

【実例・裏技あり】日本舞踊を始める時にかかった初期費用のすべて【男性編】 - 俺の日本舞踊

月謝

月々8,000円〜20,000円

稽古の回数、時間も確認しましょう。月4回、1回30〜60分くらいのところが多いですね。

 

季節の挨拶

お歳暮、お中元の時期に月謝の1ヶ月分ないし5,000円程度を師匠に渡すところが多いようです。

このような習慣は、知らない人も多いのではないでしょうか。私も知らなくて、日本舞踊界の常識だよ、言われた時には、恥ずかしいような、ちょっと納得いかないような(本音です笑)気分になりました。

私は後で知ったのでびっくりしてしまいましたが、知っていれば師匠への謝礼の一環として把握しておくことができますし、出費も覚悟しておけますね笑

8.舞台への出演(費用+頻度、強制か任意か)

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こちらが費用面では最大の関心事となってあるでろう、舞台の参加費です。「日本舞踊は舞台が高い!」と聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

多くの日本舞踊教室は年に1回、ないし2回ほど、「おさらい会」などという名称で一門の発表会を行っています。内輪の会なので小さいところなら10人に満たないごじんまりした会のところもありますし、大きなところだと30人以上が丸1日かけて発表する大掛かりな会もあります(見る師匠も大変ですね)。

参加費は、浴衣一枚で踊るような会なら、会場代と運営費、師匠へ開催のお礼で20,000〜50,000円程度。

衣装カツラ、生演奏(地方-じかた、といいます)付きだと数十万円から100万円を超える場合も…(1人の金額ですよ)

まあ、さすがに高額な費用がかかるので、衣装カツラ付きは任意で、素踊りといって、シンプルな着物だけで踊るという数万円ですむ出演の仕方も選べることがほとんどです。とはいえ入門する前にちゃんと確認しましょう。毎年毎年そんな出費があったら普通の人は続けられないですからね…

ここまででを踏まえて、年間かかる費用は、

月謝が1万円、季節の挨拶5千円、舞台が年2回、それぞれ3万円とすると、合計19万となります。月に換算すると約1万6千円ですね。東京都内でちょっといいスポーツジムに通うくらいでしょうか。

9.流派

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最後に流派?一番大事なんじゃないの?と思われるかもしれません。が、初心者の日本舞踊教室選び、ということで、あえて最後に持ってきました。

日本舞踊には200を超える流派があると言わらています。大きなところでは五大流派と言われる「坂東」「藤間」「若柳」「花柳」「西川」が有名です。日本舞踊には代表的な踊りの演目がありますが、流派にやって振り付けやセリフが違います。

日本舞踊をすでによく知っていて、好みの流派がある、という人は別ですが、ほぼ真っ白でこれから始める初心者の方にはあえて言います。

あえて流派にこだわる必要はない!

自分が気に入って、ここで習いたいと思ったところに入るべき!

◯◯流でがんばりたい、という目標や、名取や師範を目指すならともかく、初心者がが週1,2回通ってじっくり上達を目指していこう、というのであれば、流派の名前にこだわることにあまり意味はないと私は思っています。

それより、この師匠の踊りが好き!とか、この師匠に教わりたい!とか、門下生に目標にしたい人がいる、といった師匠や門下生との相性、総合的に見たときの通いやすさ、継続できそうか、という軸で選んだ方が長い目で見てうまくいくと思います。

 

以上、日本舞踊の初心者が、日本舞踊教室を探す時に知ってほしいポイントを8つにわけて解説してきました!習い事を選択するということは、自分の大切な時間とお金を投資する重要な決断です。迷うこともあると思いますが、みなさんがステキな師匠と教室に出会い、日本舞踊の世界へ足を踏み入れることを、心から願ってます。

 

追伸

ちなみに私は、

  • 自宅から約30分の場所にある教室
  • 月謝は8,000円で週1回1時間の稽古
  • おさらい会は冬と夏の合計2回。出演料は謝礼も含めて約15,000円+約35,000円(夏は一門の浴衣を縫うので浴衣代がかかります)

です。ご参考までに。

 

こちらの記事も合わせてどうぞ(参考記事)

日本舞踊を知る・深める!おすすめ記事ランキング【これからの人も、より詳しく知りたい方も】 - 俺の日本舞踊

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