俺の日本舞踊

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【取材】東京・埼玉でひっぱりだこ!心優しい熱血師匠~花伎稀世花(はなぎきよか)/埼玉(越谷市・せんげん台)~

埼玉越谷市せんげん台駅の日本舞踊教室、「花伎舞踊研究所(はなぎぶようけんきゅうじょ)」へ取材に行ってまいりました!

花伎稀世花(はなぎきよか)先生はすごくきさくで熱い先生です。お子様からシニアの方、プロの芸者さんまでたくさんのお弟子さんに囲まれて、東京・埼玉を駆け回っておられます。大変勉強熱心で基礎を大切にする指導はこどもから大人までたしかな技術が身につきます。そんな花伎先生へのインタビュー、ぜひ最後までお読みください!(興味を持たれた方は、最後に体験レッスンのご案内もございます)

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花伎稀世花(はなぎきよか)先生

基本情報

教室名:花伎舞踊研究所(はなぎぶようけんきゅうじょ)
代表:花伎稀世花(はなぎきよか)
教室:埼玉(越谷市せんげん台、春日部、武里)東京(麻布、青山)

4歳から70代まで多彩。子どもからプロの芸者さんまで

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お弟子さんたちと(前列右から3番目が花伎先生)

ー花伎舞踊研究所はどんな特徴がありますか?

(花伎)基礎を大切に、古典作品から、明治・大正・昭和初期に作られた新舞踊、歌謡曲で踊る歌謡舞踊まで幅広く教えています。うちはほんとに人が多彩ですね。今は東京、埼玉に20名ほどのお弟子さんがいますが、いろんな年代の方がいて、4歳のお弟子さんから70代の方までいらっしゃいます。学生さんも主婦もいますし、プロの芸者さんもいますよ。

-そうすると、お弟子さんの生活スタイルも様々だと思うのですが、実際のお稽古はどのようにされていますか?

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マンツーマンレッスンの様子

(花伎)今の方は忙しい方も多いので、その人のライフスタイルに合わせて、一回のお稽古時間やお稽古の頻度、スタイルもフレキシブルにしています。例えば、月に1回しか来れないので、その代わりに一回に2コマ分お稽古する、チケット制を利用して、都合のいいときに集中してお稽古する方もいますね。お稽古のスタイルも個人レッスン・団体レッスンから選ぶことができます。

ー発表会はどのようにされていますか?
毎年年始に、「舞初め(まいぞめ)」といって皆さん一曲ずつ披露してもらう会を開いています。

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舞初めの様子

大きな舞台は4年に一度。「彩りの祭典」と称して、次回(2022年)でもう5回目になります。オープニングとフィナーレでは団体での合同曲もあります。衣装かつら付きで、4年間で習った曲を大舞台で披露します。複数曲踊るので大変ですが、それだけに出演者の満足度も高いようです。

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合同曲のお稽古

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舞台裏の様子。お化粧、衣装も本格的!

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4年に一度の大舞台「彩りの祭典」は去年4回目を無事終えました

発表会や、衣装かつらはお金もかかりますので、参加は自由です。他にも地域のボランティア公演などが不定期にあり、希望の方に出演してもらっています。

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地域の慰問ステージの様子

そして、大舞台の後は必ず、初心を忘れないために、基礎練習に戻るようにしています。

-地域活動から大舞台まで、たくさんの選択肢から発表の場を選ぶことができるのは魅力的ですね。

古典から新舞踊まで「基礎」を大切にして指導

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団体レッスンの様子。お辞儀や立ち・座りの動作から丁寧に指導

ー「基礎」というお言葉がでましたが、教える上で大切にされているポイント、ということでしょうか?

(花伎)はい、花伎舞踊研究所では基礎をとても大切にしています。野球に素振りがあったり、バレエにバーレッスンがあるように何にでも基本動作の練習がありますよね。日本舞踊も同じです。教室によっては、そういうものはなしに、いきなり振りから教える方もいらっしゃるようですが、花伎舞踊研究所では、立ち・座りから始まり、手の動きや肩などの体の部分の動き一つ一つを丁寧に教えますよ。
教え始めて間もないころ、50代の方を教えているときに思ったんです。私は日本舞踊を始めた6歳からたくさんの曲を踊ってきた積み重ねがある。でもこの方たちにはたくさんの曲をやる時間がない。では、曲ではなく「基本」を教えたら、大げさかもしれないけど10年は先へ進めるんじゃないかと。それから自分自身も日本舞踊の基本の動きを学び、教えるときも大切にしています。

Youtube、インスタ、カレンダー共有・・・古い世界だからこそ新しいことに貪欲

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花伎先生の教室ではお稽古動画の活用もOK。忙しい人の復習に

ー花伎先生の教室は、HPにも書いてありますが、動画の活用、カレンダー共有、Youtubeなど、積極的に新しい方法を取り入れていらっしゃいますよね。
(花伎)20人ともなると、個別にスケジュール調整も大変です。みんなGoogleのアカウントは持ってる。そしたらGoogleカレンダーが使えるよね、ということで、私の空き予定をGoogleカレンダーで公開して、お弟子さんから予定を入れられるようにしています。動画も、毎週お稽古に来られれば良いのですけれど、それができない方や、自宅で復習したい人は持って帰ってもらっています。最近はYoutubeでは発表会前の合同稽古の様子や舞台裏の写真をYoutubeにアップしていています。
ーお弟子さんや、これから始めようかと思っている人に喜ばれそうですね。

YOUTUBEではお稽古風景や基礎動作の解説など様々な動画を配信

ー先生が日本舞踊を始めたきっかけは何ですか?

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子供のころのお写真

(花伎)日本舞踊を始めたのは6歳のころ。体が弱く 母が何か習い事でもと考えたようです。当時は世間一般的に、バレエ・ピアノ・お琴・日本舞踊が習い事の定番でした。私は、着物を着せて貰う事が何よりも好きで着物を着ることが楽しみで通っていました。
日本舞踊そのものが楽しいと感じたはじめたのは高校生になってからです。流派を通じて出会った先輩や、素晴らしい先生方に尊敬と憧れを抱き、目標もできて日本舞踊が大好きになりました。そこから曲の歌詞の意味や歴史などにも興味は広がり、演じる楽しさも知りました。

ー日本舞踊を仕事にしようと思ったのはいつですか?

27歳でシングルマザーになって、29歳の時に、この先30年を会社と家の往復で終わりたくないと考えて舞踊家の道を模索しました。激務で殆ど家にいない私に娘から「お母さんじゃない!」ときつーい一言をもらったこともひとつのきっかけです。国立劇場歌舞伎座などの大舞台に出演するのも日本舞踊家の活動の一つですが、日本舞踊の楽しみ方はそれだけではない。私は、同じ趣味、価値観の人とお茶を飲みながら、地域の方たちが集まってくれる町のお師匠さんになろうとその時、決意しました。

「紫陽花」に込めた決意

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紫陽花がモチーフのシンボルマークには「みんなが集まって一つの花になる」という意味が込められている

(花伎)花伎のシンボルマークは紫陽花がモチーフです。6月設立なのと、小さなガク(楽)が沢山集まって(皆が)1つの花になる。花言葉も「移り気」のほかに「家族団欒」という意味もあります。
「地域の方たちが集まってくれる町のお師匠さん」という作った時の思いを忘れることないように。業者さんに案を頂きましたがしっくりこなくて、最終的には私が自分で創作しました(笑)
そんなこんなでスタートした教室ですが、最初は会社員・女優業と並行して、地域の公民館の無料講座からはじめました。そこから少しずつお弟子さんを増やしていきまして、39歳の時に独立しました。

「自分のやりたいことをやる」39歳で独立

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(花伎)ついに39歳で古典の伝統ある流派から離れ、「花伎流(はなぎりゅう)」を創流しました。当時、師範でお弟子さんもいたのですが、組織のルールであったり、経営方針だったりというところに納得がいかなかったり、自分の価値観と合わないと感じることが多くなってきたんですね。そういうものを否定するわけではないのですが、自分はやりたいようにやりたい!という気持ちが強かったので、思い切って流派を飛び出しました。信頼していた友人と、困ったときに相談することにしていた占い師さんに(笑)独立しようかと思っていると話すと、二人とも「やれるよ」と言ってもらいましたので、思い切って独立を選びました。「花伎」という名前もその時につけてもらったものです。

教え子にはプロの芸者さんも

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向島で活躍しているお弟子さんの、さくらさん、ちえみさん

(花伎)独立以来、約20年で200人以上のお弟子さんを教えてきました。中には芸者さんとして本格的に芸の道に進んだ方もいます。彼女は私が専門学校の講師をしていた時の学生さんで、わざわざHPを見て直接連絡をくれ、個人稽古を始めました。いまでは向島で芸者さんとして活躍しています。
ほかには歌謡曲の振付やテレビドラマの所作指導、女優としても活動していました。

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東映50周年記念映画「千年の恋」出演時

東京・埼玉でひっぱりだこの日々

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(花伎)花伎舞踊研究所のお稽古場は、せんげん台、春日部、武里、麻布、青山にあります。せんげん台が本部で、他の場所は決まった曜日に開講しています。東京や埼玉のほかの場所は、弟子さんから、ここでやってくれないか?という声をもらったりして、広げてきました。

若くて元気な後継者をたくさん育てたい

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ーこれからやりたいことはなんですか?
(花伎)日本舞踊を若い人に伝えていきたいですね。特に20代くらいの人は、新しいことを素直にどんどん吸収していける年齢。私も結婚、子育て、OL、起業などさまざまな経験を経てきました。日本舞踊はもちろんのこと、この年齢だからこそアドバイスできることもあるのでは、と思っています。
また、小さいお子さんを指導する若くて元気な後継者を沢山育てたいです。お子さんの指導には、体力が必須。飛んだり跳ねたりひっくり返ったり(笑)この年でひっくり返るは、流石にきつくなってきたので代わりにひっくり返ってくださる方が欲しいです(笑)

4年後の舞台の成功に向けて

(花伎)4年に一度、大きな舞台に出るチャンスを作っています。次は2022年なのですが、その時までにはいまの20人から、30人くらいの教室にして、みんなで舞台を成功させたいと思っています。

 

ーインタビュアーの感想
花伎先生はとっても親しみある、そして熱い先生でした。初対面の私でも少し話しただけで、なにか前からの知り合いだったような、そんなつい心を開いてしまうような方です。
それだけなく、大きな組織を飛び出して、20年近くやってこられた実績、それを生み出しているパッションを、お話しされるエネルギッシュな言葉からひしひしと感じました。それが、たくさんのお弟子さんに慕われる人間力なのかなと思います。

花伎稀世花先生に習ってみたい方はこちら

花伎稀世花先生に日本舞踊を習ってみたい方は、まずは体験レッスンを申し込んでください。埼玉、東京教室、いずれも受付中です。

体験レッスン詳細

各教室にて体験レッスン受付中です。詳細は下記リンクから。

各教室の案内ページ

お問い合わせはこちら

住所:埼玉県春日部市大枝826(事務局)
電話番号:050-5273-9898

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